2024 04,30 07:23 |
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2010 02,06 21:10 |
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私は 三つの宝を持っていて、それをとても 大切にしている。 その一は愛すること、(慈) その二は倹約すること、(倹) その三は世の人の先に立たぬこと。 老子 加島祥造 ちくま文庫 --------------------------------- 慈しみの心を忘れずに、仲間と接することで、人々は自分についてきます。 倹約の心を忘れなければ、無理に力以上のことをしないので、徐々に蓄えることが出来、余裕を持って他と接することが出来ます。 人の先頭に立って、我が我がと騒ぎ立てないで、後ろから他の人達の面倒を見ているので、自然にあなた自身がリーダーとしての働きを実現できるのです。 老子の言う「無為自然に生きる」とは、けっして社会から引退して、自分だけ静かに暮らすことではないのです。 自然に生きるというのは、社会の中にあっても、自分個人で充足して生きていくことです。 つまり、社会の人間関係に巻き込まれずに、自分ひとりでも、自分の生き方を一貫して通していけるような、生き方をするための教えなのです。 老子は、社会の中にあっても、自分は向かっていかずに、また逃げ出すわけでもなく、退くことを説きます。 ところが、現実の社会では、覇権争いで自分が先頭に立つことに夢中になり、無理をして目立とうとするから、すぐに続かなくなるのです。 また、このような考えを持っていれば、すぐに他の人のことなど考えられなくなり、慈しみの心は忘れ去られてしまいます。 これらの特徴は、へりくだること、無理をしないことです。 PR |
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